一人っ子として両親をはじめ祖父母からの愛情をたくさん受けました。祖父母からは甘やかされましたが両親からは人生は経験をすることが大事だから法律を違反しなければ、いろいろなことにチャレンジしなさいと言われて育てられました。ニュースばかり見ていた父親の影響で小さい頃から社会に対して関心が高かったことが政治を志す原点かもしれません。

小学校時代は自宅から小学校まで徒歩で３０分かかったので道草をしながら能登の自然と触れ合いながら往復したことが思い出です。中学３年生の時に生徒会長に立候補したことが人生での初めての選挙です。その時は対立候補がいなかったので信任投票で当選しました。この頃は政治というよりも選挙というものに興味がありました。

１年生から３年生の３年間はとにかくラグビーに打ち込み勉強した記憶はありません。厳しい練習で朝から晩までラグビー漬けの毎日でした。ラガーマン憧れの地、全国大会の花園ラグビー場でプレーしたことは一生の思い出です。大きな相手にも立ち向かう「国政にタックル」のキャッチフレーズの原点にもなる高校時代でした。

一冊の本がキッカケで政治の世界に入ることになりました。松沢しげふみ衆議院議員の「僕は代議士一年生」という著書と出会い、松沢代議士に手紙を送ったことで松沢事務所とのご縁が生まれ、夏休みや春休みの長期の休みに上京し、国会や地元事務所で生の政治の現場を見ることができました。

松沢しげふみ衆議院議員の秘書を２年間経てアメリカに渡りました。オレゴンの大自然に囲まれての生活と、ワシントンD.C.の政治の中枢での生活を経験する中で日本や故郷を良くしたいとの思いが強くなりました。帰国後、奥田建代議士に直談判して秘書にさせてもらいました。奥田事務所での経験が今日の金沢での政治を行う原点になっています。

地盤・看板・カバンのない中ではありましたが、多くの方のご縁を頂き初挑戦・初当選することができました。政治家は現状の課題を認識したうえで住民のニーズと行政の制度のギャップを埋めることが役割です。時代に合った学校トイレの洋式化や、社会保障費の削減の為に歯と口の健康づくりなど予防に力を注ぐことによって課題の解決を目指しました。